不眠 ―正常の中での“ゆらぎ”

               

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不眠 ―正常の中での“ゆらぎ”

2020年05月06日

「職場のメンタルヘルス」P96

ストレス症状や精神障害には、本人の家庭的・職業的生活の枠組みさえも壊してしまう重度のものから、そこまでには至らなくとも日常生活に“ゆらぎ”をもたらす程度のものまで種々なレベルがある。
ここでは、後者の例として不眠を取り上げる。

不眠のほとんどは生体リズムの“ゆらぎ”として捉えられる。
ただし、ストレスが関係して不眠が著しく長期にわたって本人の苦痛が大きくなっているときには、「神経症性不眠」として専門医の治療を受けなければいけない。

(出典) AMERICAN PSYCHIATRIC ASSOCIATION : Quick Reference to the DIAGNOSTIC CRITERIA from DSM-Ⅳ,1994 : 高橋三郎・大野裕・柴矢俊幸・共訳: DSM-Ⅲ 職場のメンタルヘルス, 89~190頁, 医学書院, 1995より, 著者一部改変.

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