L12 いつまでくすりをのむのでしょうか。

病気の説明-うつ病

うつ病

L12 いつまでくすりをのむのでしょうか。

  • 初期症状の改善には、1〜4週間の処方薬投与が必要です。
  • 初期の治療で情緒が安定して来ると抗うつ薬が主役となります。
  • 自分ではすっかり回復したような気がしても、それは「自分の考えの世界」での回復だけで、自分の生命エネルギー全体の回復は不十分なことがほとんどです。早まってエンジン全開をするのは禁物です。
  • 主治医から「そろそろ症状も落ち着いてきたので、仕事や家事を少しずつ、できるところからやってみましょう」といわれると、「治った。治療が終わった」と思ってしまいがちです。
  • これまでのデータでは、初めてうつ病と診断されくすりで軽快したひとが軽快してすぐにくすりを飲むのをやめたときの再発率は50%です。軽快と判断されてから1年間のみつづけた人の再発率は10%に減ります。
  • そうはいっても、症状が無くなったのにくすりをのみ続けることには気がすすまない、というのが普通です。
  • 薬の内容や服薬期間については医師による慎重な判断が必要です。
  • くすりを飲んでも効果がもうひとつ、副作用が気になる、などのときにも途中で治療を止めたくなります。そんなときはひとりで悩んだりせずに、担当の先生に相談してください。
  • 「最後まで治療を続ける」のは、あたり前のことかもしれませんが、うつ病が完全に回復するためには、とても大切なことです。
心身にお悩みをお持ちの方、どうぞお気軽にご相談下さい。

075-341-5148

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