Q15 くすりの依存性が心配です

病気の説明-うつ病

「うつ病」豆知識

Q15 くすりの依存性が心配です

  • くすりには依存性のあるものと無いものとがあります。
  • わたしたち専門医は依存性を生じない薬での治療を目指しています。
  • 「抗うつ薬」とそれらが属している「精神神経用剤」グループのくすりは依存性をつくりません。
  • 正直にいいますとこのグループに分類されているもので二種類だけは大量長期服用をすると依存性をつくることがあります。しかしこの二つはもともと抗不安薬のグループに入るべきものなのです。
  • 「酒は百薬の長」といいます。世界長寿番付に載る人で適量の酒をたしなんでいるという人は少なくありません。
  • けれども「百薬の長」を大量、長期間呑みつづけているとアルコール依存、中毒になります。
  • 「安定剤(抗不安薬)」は不安感、緊張感をすくなくする薬で最近、日本では専門の科に関係なく処方されています。
  • 「安定剤(抗不安薬)」も酒と同じです。少量、適量なら依存形成はまずありません。しかしこのグループのくすりを大量に長い間のんでいると依存性ができることがあります。
  • まれにいくつかの病院からの処方をうけている患者さんで”飲み過ぎ”としか思えない種類と量の処方を希望してこられることがあります。服用中は確かに不安感がすくなくなり気分が良くなりますから減らすことを勧めてもなかなかうまくいきません。
  • 依存がつくられてしまうと止めるときにも離脱症状といって身心がかえって不安定になることがあります。そのために大量、長期服用していた人がやめるときには徐々に少なくする必要があります。
  • わたしたち専門医もこの「安定剤(抗不安薬)」を使いますが依存が形成されないために規則で決められた処方量をまもります。
  • むしろ「安定剤(抗不安薬)」は最小限にとどめて「精神神経薬」というちがうグループのくすりでの治療をこころみます。
心身にお悩みをお持ちの方、どうぞお気軽にご相談下さい。

075-341-5148

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