Q7 家族または身近なものとしてどう対応したらいいでしょうか。

病気の説明-うつ病

「うつ病」豆知識

Q7 家族または身近なものとしてどう対応したらいいでしょうか。

  • ご家族や身近な人の理解とサポートが早期治療と治癒への近道です。
  • はじめは本人もまわりの人も「気力・根性の問題。受診して薬を飲んでもだめ」と考えがちです。
  • うつ病は病気なのです。単にがんばりすぎて疲れただけや、仕事が嫌でやる気を出していない状態ではありません。
  • うつ病にもいろいろあります。あるグループのうつ病では脳の中のある物資が実際に減っていることがわかっています。ガス欠の車を無理やり走らせることはできません。
  • うつ病の人を励ますとかえって焦りが増して悪化することもあります。励まさないで、ゆっくり休養できるよう見守ってあげてください。
  • 叱りつけるのは禁物です。それは肺炎で熱を出している人に「熱を出すな」と言うのと同じです。
  • もちろんガス欠でないうつ病もあります。当初の混乱状態が終わったら、このタイプは励ますことも必要です。
  • しかし、どちらのタイプかは専門医で無いと区別できません。ときには専門医でも断言できないこともあります。
  • 治療・服薬について不安や疑問があれば、本人の同意・了解を得て先生に問い合わせてください 服薬治療中の方に「いつまでも薬に頼っていてはダメ」などと言うことは絶対に避けてください。
  • まだ服薬が必要な時期に薬を止めてしまうことで、再発することはよくあることなのです。
  • 身近にいるひとは、とにかく本人が安心して治療に専念できるようにこころを配ってください。地震をおこしていない大地として温かく見守ることはとてもむずかしいことです。けれどもそうしてください。
心身にお悩みをお持ちの方、どうぞお気軽にご相談下さい。

075-341-5148

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