企業風土とメンタルヘルス

               

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企業風土とメンタルヘルス

2020年04月06日
「精神疾患の分類と診断の手引」P72

メンタルヘルス活動には企業風土が大きく関係する。
成否を左右するといってもよい。

従業員を使い捨て部品として扱う会社や、公器としての側面を忘れて、ひたすら経営者一族の利益を産みだそうとするワンマン会社は少なくない。
このような会社ほど盛大な入退社式や数々の催しで、 従業員の目を巧妙にそらそうとする。
その意図を気付かれない限り、会社は急速に業績を伸ばす。

しかし、このような会社では、 従業員の能力の最大限の発揮と企業の堅実な発展*につながるメンタルヘルス活動や健康管理は成立しない。
個々の命を生き生きと発現させようという視点を欠く職場では、 組織への自己同一性は育たず、 CI(コーポレーションアイデンティティー)活動などは論外となる。

*経済的参考データでは、 職場ストレスのコストは売上げの7%(米国)に相当するといわれている(川上:労働衛生管理、1994)。

(出典) AMERICAN PSYCHIATRIC ASSOCIATION : Quick Reference to the DIAGNOSTIC CRITERIA from DSM-Ⅳ,1994 : 高橋三郎・大野裕・柴矢俊幸・共訳: DSM-Ⅳ 精神疾患の分類と診断の手引, 223~224頁, 医学書院, 1995より, 著者一部改変.
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