防衛反応への対応

               

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防衛反応への対応

「職場のメンタルヘルス」P96

上述したような防衛反応がとられている場合には、下記の設問を用意する。
1)なぜそんなに不安・ストレスを感じているのか。
  (1)本人側の理由か
  (2)周囲に主として理由があるのか
2)その不安・ストレスはどの程度のものか。すぐに介入しなければならないものか。
  または、しばらく経過を見ていてよいものであるか。

どうあがいても不安感をゼロにする方法はない。
“いのち”は元来不安定で、常に変化流動しているものである。
不安感をなくそうとして、まともに立ち向かってしまうと、にっちもさっちもいかなくなる。
どうにもならないことに心と体のエネルギーを費やすのは一応横に置いといて、
いま己の寄って立つ場でやるべき行動、やるべき事をやるように指導していく。
大切なのは、現在の状態の改善と行動の改善である。
ある程度の発症機制に見当がついたら、あとは目を現在と将来に向けるようにしむける。



(出典) AMERICAN PSYCHIATRIC ASSOCIATION : Quick Reference to the DIAGNOSTIC CRITERIA from DSM-Ⅳ,1994 : 高橋三郎・大野裕・柴矢俊幸・共訳: DSM-Ⅲ 職場のメンタルヘルス, 89~190頁, 医学書院, 1995より, 著者一部改変.
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